ブログ10

随分久しぶりにブログを書きます。一年以上更新がないのにアクセスログを見ると今でもたまに覗いてくれている方がいるようで、有難いことです。

 

前回のブログがわりと感情に任せて書いた感があり、怖くて自分で読み返せずにいたんですが、いざ読み返してみると意外とちゃんと書けていて偉いなあと思いました。あんな面倒くさい状況でも読みやすい文章が書けるのは、優秀だからです(嘘です、多分何回も読み返してから投稿したからだと思います)。

 

おしまいの期間が終わって(終わってはいないんだろうけど)大喜利会などが復活し、私は舞台袖で開催された「家本とうふの大喜利会」(脳髄さんがジュースをこぼしていた)と、ホシノ企画様の「N」(決勝進出って嬉しいですね)に参加させていただきました。大喜利は楽しいですね。面白い人が周りにいっぱいいて、仲良くしてくださるの、最高ですね。ありがたい。面白いのにジュースこぼしちゃう方にも、お世話になっております。

自分の大喜利に関しては、自分の中で調子の良し悪しみたいなものは勿論あるし、やりやすいお題やりにくいお題みたいなものもありますが、わりとどんな状況でも楽しめるようになってきたなあなんて思います。あと緊張とかを全くしなくなった、あまり良くないのかもしれないけど。ただ、自分がジュースをこぼしたあとにちゃんと落ち着いて大喜利ができるかといわれると、どう考えても無理です。脳髄さんめっちゃすごいなぁと思いました。

 

超久しぶりのブログが特にこれといった内容のないものになってしまっているので、みんな大好き、お笑いの話をしようと思います。

 

ABCお笑いグランプリを観たので、感想を書きます。ここからが本題です。前置きが長くてもいいのが、ブログの良さです。みなさんもぜひブログをやってみてください。

 

ABCの予選は審査員7人が4組のネタを1〜4位にランク付けする形式で審査し、1位には10点、2位には5点、3位には3点、4位には1点が入るという仕組みになっています(要は全員から一位をもらえば70点ってわけです)。こういう特殊なスコアリングルールっていいですよね。

いわゆる選挙みたいな多数決だと1位のところにしか得点が入れられないので、スコアリングルールで言うと1位1点その他0点みたいな話になるわけですが、こんなの民意を反映できるわけないよねえ、と思います。似たような候補がいたときに票が割れてしまうみたいな問題もあるし。(好きな食べ物総選挙で1.味噌ラーメン2.塩ラーメン3.醤油ラーメン4.カレーだったら…みたいなことを考えてください)

 

本当は1位4点、2位3点、3位2点、4位1点、の方が優秀なルールではあるんですが(岩波新書から出ている坂井豊貴さんの「多数決を疑う」という本を読むとそんなことが詳しく書いてあってわかりやすいし興味深い)、お笑いの審査だし一番面白かったところにデカい点数入るのはいいですよね(みんなが2位に選んだ組よりも、そんなに多くはないけど何人かにめちゃくちゃハマって1位に選ばれた組の方がワクワクする感じです)。

なんで政治的な選挙よりもABCお笑いグランプリの方が投票ルール優秀なんだろうねえ〜って思いました。

 

以上、ABCお笑いグランプリの感想でした!!

 

P.S. こんな長文を書いている間にもスレッジハンマー安藤さんはネタの練習をしているし、脳髄さんはジュースをこぼしている。